だいぶ前にST70型のDax70の6Vのヘッドライトが暗い、回転上げないとウィンカー点かない不具合の対策で、12Vの全波整流にしてヘッドライト系統の電源をDC化したのですが、テキトーに配線を繋ぎ変えたせいで参考になるものが無く、忘れないうちに記録をしておこうと
完調な6Vを知らず、6Vはこういうものだという勝手な思い込みから、確認もせずに部品を集めて改修を始め後戻りが難しいところで不具合に気が付いたという・・・・・・。そもそもの原因として、イグニッションスイッチ(コンビネーションスイッチ)の内部端子劣化による接触不良による電圧損失と、セレニウムレクチファイヤー劣化による電圧降下、の2つによるものが大きかったと思われるところがあり、イグニッションスイッチの交換と、セレニウムレクチファイヤーの代わりに6V対応のレギレーターへの交換と、バッテリーを新しくすることで、12V化の改造までは必要無かったかも?と、思わなくもない。
12V化にあたりWEBやら雑誌やらで情報収集したものの、いまいち要領を得なかった事もあり、どうせなら全波整流にしようと一週間ぐらいベースの回路図眺めて決めた素人のテキトウ配線なのでおかしいところがあるかも?もっと良いやり方が有るかも?
改修にあたり参考にさせていただいたオリジナルの配線図はかなり昔にネットで見つけてダウンロードしたものだったせいで入手元を忘却。すみません。
追加や入れ替えした配線改修部分はカラーで書き換えした部分になっていて改修箇所はそんなに多くは無いかと。
・全波整流とヘッドライトの直流化のために、ジェネレーターコイルの巻き直しと、中点削除。
純正のジェネレーターコイルは中点が交流のフレームグランド接地に落ちていて、全波整流レギレーターの出力のマイナス端子もフレームグランドに接地になるので、この場合レギレーターの出力はショートとかにならないんだっけ?どうなんだっけ?と、良く分からねぇし~ 考えたり、実験したり、するのがメンドクサイ、ショートでレギレーターが壊れたら買い直すのメンドクサイ。という乱暴な理由により、2系統有った交流系を1系統にまとめた上にグランドから浮かせてレギレーター以外に繋ぎませんでした。
また、改造後のジェネレーターコイルの巻き数360回は、回転を上げた時に電圧が上がりすぎてもレギレーターの発熱が増えるし、過電圧での故障リスクが上がるだけなので、感覚で決めただけで根拠無し。普通に考えたら元々6Vのジェネレータコイルが2回路入っているのだから中点をグランドから外して絶縁処理して、両端をレギレーターに繋いだ410回巻でもいい気がするのだけど、なんで間引いたのだっけ?結果、アイドリングで12Vは出ているようなので狙ったあたりの電圧にはなったのだけれども
・全波整流レギレーターから出る赤線は、新規追加した配線でセレニウムレクチファイヤーの出力が繋がっていたところと、イグニッションスイッチへ行く、ヘッドライト系の黄色配線に接続
・イグニッションスイッチへ行く、ヘッドライト系の黄色配線は、純正配線のカプラーから端子を抜いて増設した新規カプラーに差し替え。
・ジェネレーターから繋がる緑線は、純正配線の端子を付け替え全波整流レギレーターへ接続。
・ジェネレーターから繋がる黄線は、追加配線で全波整流レギレーターへ接続。
他、バッテリー、電球類、ウィンカーリレーを12V対応品へ交換
2022年5月13日金曜日
2020年6月6日土曜日
Dax70の全波整流12V化と直流化 その5
12V化記事ラベル:Dax70 6Vを12V化
レンズ固定ネジを修理したウィンカーランプを元に戻す。ついでに古いままだった方のネジの頭が錆びてそのうち舐めそうなので新品に交換する。
3X25のネジが余り、使わないと死蔵コース確実なので他のウィンカーレンズの固定ネジも新品に交換。
サビ加減からいって交換して良かったと?
先日交換したLEDブレーキ・テールランプがあまり明るくなかったので、別のものを大陸方面から個人輸入し交換する。
最後にエアクリーナーを取り付け
キャブレターをずらし
エアクリーナー本体にインテークチューブを付けたままではエアクリーナーを取り付けることが出来なかったので、先に組み込んでエアクリーナーを取り付ける。
給油と食料品の買い出しを兼ねて様子見ながら原付き1種みたいな速度で近所を10km弱走行後、バッテリー電圧を測ったところ12.92Vで微妙に電圧が上がっているのでライトONでチンタラ走ってもそれなりに充電されているようです。
運転していて、クラッチ操作ありのロータリー式なので、シフトアップはいいんだけど、シフトダウンがこんがらがる。
Dax70 12V化完了。
1ヶ月ぐらいかけてあちこち手を入れた割には、電気周りの改修が中心だったので、見た目で違うのはリアキャリアを 外したぐらいしかほとんど変わっていなかったり?
今後追加したいものは、
・USB電源
・電圧計
・回転計
かな~
レンズ固定ネジを修理したウィンカーランプを元に戻す。ついでに古いままだった方のネジの頭が錆びてそのうち舐めそうなので新品に交換する。
3X25のネジが余り、使わないと死蔵コース確実なので他のウィンカーレンズの固定ネジも新品に交換。
サビ加減からいって交換して良かったと?
先日交換したLEDブレーキ・テールランプがあまり明るくなかったので、別のものを大陸方面から個人輸入し交換する。
最後にエアクリーナーを取り付け
キャブレターをずらし
エアクリーナー本体にインテークチューブを付けたままではエアクリーナーを取り付けることが出来なかったので、先に組み込んでエアクリーナーを取り付ける。
給油と食料品の買い出しを兼ねて様子見ながら原付き1種みたいな速度で近所を10km弱走行後、バッテリー電圧を測ったところ12.92Vで微妙に電圧が上がっているのでライトONでチンタラ走ってもそれなりに充電されているようです。
運転していて、クラッチ操作ありのロータリー式なので、シフトアップはいいんだけど、シフトダウンがこんがらがる。
Dax70 12V化完了。
1ヶ月ぐらいかけてあちこち手を入れた割には、電気周りの改修が中心だったので、見た目で違うのはリアキャリアを 外したぐらいしかほとんど変わっていなかったり?
今後追加したいものは、
・USB電源
・電圧計
・回転計
かな~
2020年6月1日月曜日
Dax70の全波整流12V化と直流化 その4
12V化記事ラベル:Dax70 6Vを12V化
新品とニコイチ修理したイグニッションキーを取り付け。
燃料タンク戻し。ついでに燃料タンクフィラーネックガスケットが劣化してボロボロだったので、新しくする。
部品番号 17512-086-010
全波整流レギレータと、ウィンカーリレーは、バッテリーハンガー裏にこんな風に固定することにする。
全波レギュレーターがデカすぎ。もともと電装弱い6VDaxに使うには、容量的にはオーバークオリティな気がしなくもない?
バッテリーバンドが緩かったのは、バッテリーに入れるスポンジを別のものに交換し、軽くテンションがかかりグラついたり、バンドがハズれないようにする。
店頭在庫がなくて足りなかったウィンカーランプも交換しようとしたら、ネジが齧って取れなくなる。しょうがないのでドリルで頭を落とす。
レンズが外れたので、ペンチで残ったネジを回そうとしたけどピクリとも回らず。
ネジを撤去してネジ穴切り直すしか無いので、ギリギリのところまでネジを落として
真ん中付近に穴を掘る。手工具で作業したので真ん中穴あけれるか心配だったけど、まぁまぁ?
M3のタップを立てる。
結局、入り口5mmぐらいのネジ穴がガバガバになり、元々の3X25のネジではウィンカーレンズが固定できなかったものの3X30を使えば大丈夫だったので、無事補修。
回転数を見ながら、バッテリーの電圧を確認してみると1300rpmぐらいのアイドリングでライトONでは、徐々に電圧が下がり持ち出しの方が多い感じなものの、でも回転をちょっと上げれば電圧も上がってくるのでちゃんと発電しているようだ。
ライトOFFなら電圧が上がり13Vちょっとになるので最低限は発電しているかな~。
ま、あんまりアイドリングの電圧を上げすぎても、上まで回したときに過電圧でレギレータが壊れたり、走行中に過充電でバッテリーの寿命が短くなったりと良いことばかりでは無いから、これで様子見することにする。
新品とニコイチ修理したイグニッションキーを取り付け。
燃料タンク戻し。ついでに燃料タンクフィラーネックガスケットが劣化してボロボロだったので、新しくする。
部品番号 17512-086-010
全波整流レギレータと、ウィンカーリレーは、バッテリーハンガー裏にこんな風に固定することにする。
全波レギュレーターがデカすぎ。もともと電装弱い6VDaxに使うには、容量的にはオーバークオリティな気がしなくもない?
バッテリーバンドが緩かったのは、バッテリーに入れるスポンジを別のものに交換し、軽くテンションがかかりグラついたり、バンドがハズれないようにする。
店頭在庫がなくて足りなかったウィンカーランプも交換しようとしたら、ネジが齧って取れなくなる。しょうがないのでドリルで頭を落とす。
レンズが外れたので、ペンチで残ったネジを回そうとしたけどピクリとも回らず。
ネジを撤去してネジ穴切り直すしか無いので、ギリギリのところまでネジを落として
真ん中付近に穴を掘る。手工具で作業したので真ん中穴あけれるか心配だったけど、まぁまぁ?
M3のタップを立てる。
結局、入り口5mmぐらいのネジ穴がガバガバになり、元々の3X25のネジではウィンカーレンズが固定できなかったものの3X30を使えば大丈夫だったので、無事補修。
回転数を見ながら、バッテリーの電圧を確認してみると1300rpmぐらいのアイドリングでライトONでは、徐々に電圧が下がり持ち出しの方が多い感じなものの、でも回転をちょっと上げれば電圧も上がってくるのでちゃんと発電しているようだ。
ライトOFFなら電圧が上がり13Vちょっとになるので最低限は発電しているかな~。
ま、あんまりアイドリングの電圧を上げすぎても、上まで回したときに過電圧でレギレータが壊れたり、走行中に過充電でバッテリーの寿命が短くなったりと良いことばかりでは無いから、これで様子見することにする。
2020年5月28日木曜日
Dax70の全波整流12V化と直流化 その3
12V化記事ラベル:Dax70 6Vを12V化
バッテリーハンガーは田中商会さんが販売しているDax用購入
バッテリーはモノタロウで購入したベトナム製にしたせいか?固定バンドが全然テンションかからず。専用品とサイズ一緒のはずなんだけど?
タンク後ろは2.3Ahのバッテリーだけで終わってしまう、Daxさん空間なさすぎである。
全波整流レギュレーターがかなり大きく、バッテリーハンガーの裏にボルト留めするとして、ウィンカーリレーはその横?
結局、市販品を購入しても加工しないといけない事が判明。レギレータはボルト留めとして、ウィンカーリレーはどうしようか?
ついでに点火コイルも交換しようかと思ったら、点火コイルの取り付けもブラケットが必要なので、バッテリーハンガーと一緒に加工しないとな~
バッテリーハンガーは田中商会さんが販売しているDax用購入
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バッテリーはモノタロウで購入したベトナム製にしたせいか?固定バンドが全然テンションかからず。専用品とサイズ一緒のはずなんだけど?
タンク後ろは2.3Ahのバッテリーだけで終わってしまう、Daxさん空間なさすぎである。
全波整流レギュレーターがかなり大きく、バッテリーハンガーの裏にボルト留めするとして、ウィンカーリレーはその横?
結局、市販品を購入しても加工しないといけない事が判明。レギレータはボルト留めとして、ウィンカーリレーはどうしようか?
ついでに点火コイルも交換しようかと思ったら、点火コイルの取り付けもブラケットが必要なので、バッテリーハンガーと一緒に加工しないとな~
2020年5月19日火曜日
ST70 Dax70イグニッションスイッチ交換
入手早々、12V化をはじめたところ12Vどころじゃない不具合発覚。
ヘッドライトONのポジション位置では、相変わらずウィンカーリレーの所にきている電圧が低く、イグニッションスイッチが壊れている系?
と、裏蓋を空けたところ・・・。
ハーネステープでグルグル巻きされたイグニッションスイッチが (T_T)
これ、なんかトラブルで補修してある系のやつだ ((((( 。_。) サササッ
6Vで電装系が弱いからではなく、イグニッションスイッチが壊れてて、いろんな不調の元凶になっていたっぽい?
イグニッションスイッチを外すために燃料タンクを外し
ようやくイグニッションスイッチが外れる。いやな感じしかしない。
グルグルなハーネステープを剥がしたら・・・
接点側のハウジングに欠損が!!
これ、フレームグランドの青線のハンダを外さないで分解しようとして、蓋が外れず。無理やり分離してぶっ壊した系だろうな。
中身を見たら・・・。接点がかなり減ってる上に、焼けたことがあるっぽい形跡が有るし、接触不良してたっぽい。
誤魔化し修理で繋ぐ事も出来そうな感じですが、調べたら純正の新品が購入出来たので新品を購入。こういう部品は新品が手に入るうちに新しくしておいたほうが無難。不安抱えたまま走り続けて、これが原因で出先トラブルなんて嫌だし、数千円なんて1回不動でレッカーサービスなんて使ったらすぐに飛ぶ。
部品番号 35100-098-017
キーが合わないのは当然なので想定内。プランジャー細工して???と思っていたら、キーの断面形状が違いすぎキーシリンダーの移植するか、キーを2つ持つかしか無いじゃん。
キーシリンダーを移植することにして、元々車体に付いていたキーシリンダー周りを分離して、ネジ止めに改造。
新品のイグニッションキーも分解することにする。分解の邪魔になるフレームグランドの青線のハンダ付けを外しーの
接点を動かすベースを外すときにボールが飛び散り部品を紛失する可能性が高いので、飛散してもいいように袋の中で分離。
キーシリンダー周りのカシメをドリルで籾取って分離。
スライド接点比較。古いのはかなり減って平らになってんな~
キーシリンダー周り以外は新品を使うことにして組み立て。
接点部分にはタミヤの接点グリスを塗って錆止めと、スパークキラーを兼ね摩耗を低減?
青線のハンダ付けを元に戻しーの
ニコイチ復元終了。
ヘッドライトONのポジション位置では、相変わらずウィンカーリレーの所にきている電圧が低く、イグニッションスイッチが壊れている系?
と、裏蓋を空けたところ・・・。
ハーネステープでグルグル巻きされたイグニッションスイッチが (T_T)
これ、なんかトラブルで補修してある系のやつだ ((((( 。_。) サササッ
6Vで電装系が弱いからではなく、イグニッションスイッチが壊れてて、いろんな不調の元凶になっていたっぽい?
イグニッションスイッチを外すために燃料タンクを外し
ようやくイグニッションスイッチが外れる。いやな感じしかしない。
グルグルなハーネステープを剥がしたら・・・
接点側のハウジングに欠損が!!
これ、フレームグランドの青線のハンダを外さないで分解しようとして、蓋が外れず。無理やり分離してぶっ壊した系だろうな。
中身を見たら・・・。接点がかなり減ってる上に、焼けたことがあるっぽい形跡が有るし、接触不良してたっぽい。
誤魔化し修理で繋ぐ事も出来そうな感じですが、調べたら純正の新品が購入出来たので新品を購入。こういう部品は新品が手に入るうちに新しくしておいたほうが無難。不安抱えたまま走り続けて、これが原因で出先トラブルなんて嫌だし、数千円なんて1回不動でレッカーサービスなんて使ったらすぐに飛ぶ。
部品番号 35100-098-017
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キーが合わないのは当然なので想定内。プランジャー細工して???と思っていたら、キーの断面形状が違いすぎキーシリンダーの移植するか、キーを2つ持つかしか無いじゃん。
キーシリンダーを移植することにして、元々車体に付いていたキーシリンダー周りを分離して、ネジ止めに改造。
新品のイグニッションキーも分解することにする。分解の邪魔になるフレームグランドの青線のハンダ付けを外しーの
接点を動かすベースを外すときにボールが飛び散り部品を紛失する可能性が高いので、飛散してもいいように袋の中で分離。
キーシリンダー周りのカシメをドリルで籾取って分離。
スライド接点比較。古いのはかなり減って平らになってんな~
キーシリンダー周り以外は新品を使うことにして組み立て。
接点部分にはタミヤの接点グリスを塗って錆止めと、スパークキラーを兼ね摩耗を低減?
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青線のハンダ付けを元に戻しーの
ニコイチ復元終了。
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