2020年5月5日火曜日

Dax70 6V車の出力電圧確認

バッテリーの死んだ6V車なので、アイドリングじゃウィンカーもライトも点かず、回転を上げてようやくボンヤリ点滅、ライトを点けても暗くて昼間は点けても認識出来なくね?と。
バッテリーを交換しようとしても6Vはバッテリーとか、電球とかが高価だし、ライトをLED化しようとすると6Vに対応のものは捜索困難で、それに出来ればスマホの充電が出来たほうがいい。
12V化したほうが良さげ。


12V化にはいろいろな方法が有るようなのですが、とりあえず現状把握からかと。

エンジン回転数によって発電電圧は変わるので回転数の把握が必要だけど、Daxにはタコメーターが無いから以前ミニで使用していたデイトナのデジタルタコーメーターを引っ張り出してくる。
このデジタルタコメーター、内蔵電池で動くので、外部電源無くても動くので便利。外部電源を繋いでもバックライトが点くだけだし。

タコメーターから出ている配線がボロボロになっていたので、適当な配線に付け替えて、設定を4サイクル1気筒に変更してセンサー線をプラグコードに絡ませ動作確認したところ無事回転数が表示され、これで確認ができる。
ホンダ ダックス70 6V 発電電圧確認 調整用タコメーター
暖機しつつキャブレターの調整をして、アイドリングを既定値の1300rpmを目標に1300~1400rpmぐらいに調整。1300prmぐらいだと時々ブルと一瞬回転が落ちるので1500rpmぐらいのほうが安定している感じ。どこか調子悪い?

アイドリングでバッテリーへの接続配線の解放電圧が直流1.92Vとは、低すぎてアイドリングでウィンカーもライトも点かないわけだ。
honda dax70 6V 発電電圧確認

同じ条件でセレニウムレクチファイアとか言う整流器の手前の出力を測ると、交流で4.4V出ているようなのでセレニウムレクチファイア損失が大きいみたい。整流器の劣化?
ホンダ ダックス70 6V 発電電圧確認

セレニウムレクチファイアの配線を外した状態で、交流で6.6V出ているようなのでセレニウムレクチファイア付いているだけで2V以上の損失発生。
honda ダックス70 6V 発電電圧確認
アイドリングで6.6V出ていれば、12V化しなくてもシリコンダイオードへ交換して、まともなバッテリーへ交換するだけでも走れる?

セレニウムレクチファイアを外して、テスターのダイオードチェックモードで測ったら、ちゃんと整流器になっているようだし、リークしている感じも無いけど電圧損失が大きすぎだと思う。シリコンダイオードにすれば損失は0.6Vぐらいなので整流器を交換するだけでも使える電気は増えそうだ。


後日、キーシリンダーの劣化故障が電圧の低さに拍車をかけていた事が判明。キーシリンダーを新品に交換して、セレニウムレクチファイアをシリコンダイオードに交換し、バッテリーを新しくするだけでも12V化しなくても問題なかったかも?と思わなくもない???

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