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2021年10月20日水曜日

点火プラグの減り方

中古エンジンに付いていた点火プラグ(写真上)の減り方がかなり進んでいたので新品(写真下)と比較してみる。ここまで減る前に交換してしまうので、摩耗が進むとこんな風になるんだなと。

どちらもNGKのC5HAなので新品時の形状は同じハズ
WORN SPARK PLUG 摩耗したスパークプラグ
点火プラグが一般的に中心電極が減って丸くなると言われているのでそこは想定内。中心電極以外も摩耗が進んでいて外部電極も斜めに減り先端になるほど薄くなっていますね。中心電極の外側の碍子も新品に比べ明らかに短いので碍子も減るんだと初めて知りました。

2021年7月10日土曜日

Dax70と点火プラグ

調べたところ6V系Daxの標準点火プラグはC5HAらしい?
近所のホームセンターを何件かで見る限りなかなかC5HAは置いていないので入手性の良い互換プラグを覚えておけば出先でプラグが燻ってもテキトウなホームセンター見つけて交換できるしと分かっていることをまとめておく。
プラグキャップをキタコの抵抗なしタイプ(751-0500100)に交換しているので、プラグ売り場があればたいていあるCR6HSAでも大丈夫と思わなくもない。

NGK型番の意味を確認すると
 C → M10
 R → 抵抗入り
 5 → 熱価(数字が大きいほど冷え型)
 H → ネジ長12.7mm
 S → 標準タイプ。Sが入っていないものとの違い不明。
 A → 不明(銅線入りワイドレンジ型説とかあるようですが、個人的にはネジ端子???と推測?) / B → 一体端子

C5HAとC6HA。外観は番手(熱価)が違うだけでほぼ一緒。街乗り使用では1番程度の熱価の違いは、オイラでは判別不能。
Dax70 NGK スパークプラグ C5HA C6HA
C5HAのメッキが黄色っぽいのは単純に購入したのが20年以上前と古いから。
ちょうど21世紀に変わった頃、有害物質の環境問題で黄色い六価クロムの利用規制が厳しくなり、白っぽい三価クロムメッキに切り替わったとかいうだけ。
ま、会社員になったころのほぼ最初の仕事が環境対応のメッキ置き換えがらみだったので覚えているだけす。


CR6HSA,C6HSA,C6HA。カム変えて、キャブ変えて・・・軽くいじるなら番手上げて冷え型に振っておいた方が安心カモ?程度の認識。
Dax70 NGK スパークプラグ CR6HSA,C6HSA,C6HA
外観はほとんど一緒でHSAとHAは違う所が見つけられず、違いはCRな奴の給電部-中心電極間の抵抗を測ると4.6~5.4kΩ有り、抵抗入りのプラグキャップと併用するとスパークが弱くなるでしょうが、緊急用なら使えるかと

似たような型番だし使えるでしょ?とテキトウに購入したC5HSB。一体成形された端子が付いているのでプラグキャップを交換しないと使えないという罠。
似たような型番でも末尾がBのものはプラグキャップを交換しないと使えないので注意だなと
Dax70 NGK スパークプラグ C5HSB

2021年5月16日日曜日

Dax70のプラグキャップを点検

Dax70の温まるとエンジンが止まってしまい、再始動が困難になる症状
結局、温まると点火の火花がが弱くなっているようで?

でも、エキサイタコイルは巻きなおしたし、コイルはウオタニに交換、プラグコードも新品、プラグも新品と一通り交換したつもりで、残っているのはポイントとプラグキャップぐらい。

プラグキャップなんて、プラグコードからプラグの所に接続変換するアダプタだから壊れないでしょ?と、思っていたのですが念のため抵抗を測ってみると
デジタルテスターの測定範囲外・・・。断線。測定値は出ないものの測定中のバーは動いて計測しようとしているので100MΩ以上あるようだ。
数百ボルトかかると絶縁破壊して電気が流れ、辛うじて火が飛んでいた的な?

プラグキャップについて調べたところ、まさかの雑音防止用の抵抗入りのようで5kΩぐらいが正常値らしく、2輪は抵抗入りのプラグキャップなんてものを使ってんだ、知らなかった。
プラグキャップに抵抗が入っているということはレジスタープラグを使っていたので、抵抗が2重になっていたわけで更に火花が弱くなる。ダメじゃん。

知り合い曰く、分解できるタイプのプラグキャップは、分解すると抵抗を外せるものが有るそうで、外した白いセラミックのようなものを銅に置き換えれば抵抗なしに改造出来るらしい?

確認したら分解できそうなので分解

分解はできたものの、抵抗を取り出すことはできないようだ?

近所の南海に行ってプラグキャップを探したところ、KITACOのプラグキャップが抵抗なしだったのでこれでいいやと購入する。

HM(たぶんHonda Motor)の浮き文字が無いだけでDax純正と外観がホボ一緒でした。
これで不具合解消なるか???


久しぶりに休日に晴れたのでプラグキャップを交換したところ、あっさりエンジン始動。今まで調子のいい時でもあったアイドリング時の不整脈もなくなって安定したアイドリングになる。
不具合解決???と、調子見がてら近所のスーパーマーケットまで行ってみる。行きは快調でプチ遠出しようと思ったものの、買い物後再始動したところ数秒アイドリングして急に不調になりエンストする症状が再発、アクセル開けてもあおっても一瞬回転が上がってそのままエンスト。ガス欠???でも、燃料は入っているし、Dax特有の燃料キャップもON状態。



2021年4月1日木曜日

Dax70のエンジンが温まると調子が悪くなり点火しなくなるのでエキサイタコイルを巻きなおす

暖かくなってきたのでDaxを引っ張り出す、軽くチョークを引いてキックしたら一発始動で安心していたら、アイドリングで調子を見ていたら温まってくるに従って調子が悪くなってくる、アイドリングが続く程度に回転を上げて住処の周りをぐるっと調子を見ながら走ってみる。 アクセルを開けてやると一定以上のところから加速せず調子悪い、住処近くの交差点で停まって左右を確認しようとしたところそのままエンスト、エンジンかからないし、300mも走ってないんだけど?
押ながら帰宅し、キックしたらあっさりエンジンがかかるけと、すぐエンスト。今度は止まらないように始動に合わせアクセルを開けると軽く吹け上がったと思ったら、急に回転が落ちてエンスト。いろいろ試すも回転が続かず、最後はエンジンがかからなくなる。プラグを外して点火を見るも火が飛んでない。冷えると飛ぶようになる。

点火コイルも、プラグコードも、プラグ、コンデンサも新しいし、温度特性を持っているのはコイル系か、コンデンサ系が怪しいので、去年はコンデンサを交換して治ったつもりでいたんですけどね。

あとはエキサイタコイルぐらい?新品の補修部品は手に入る気がしないし、互換品とかよくわからないので現品を巻き直しするしかないか~


エキサイタコイルを取り外す。抵抗を測ると3Ωぐらい?
もともと巻いてあったエナメル線を解いて、新しくエナメル線より皮膜が強く耐熱性の高いポリウレタン線で巻きなおすことにする。特に絶縁破壊とか、リーク、焼けのようなものは見当たらなかったので、不具合は他の原因かもしれない?

巻線を解いた時に数えたら405巻?ま、解き中に解いたエナメル線の処理に気を取られカウントが飛んだりしたのでイマイチ自信がない。ネット情報だと400巻らしい誤差の範囲?となると、必要なポリウレタン線の長さは一巻きが40~50mmなので400倍して20m有れば足りると思いますが、購入しようとしたら10mの上がいきなり100mという感じ。
一層で70巻前後だったので、目安は5層+50巻ぐらい。いい加減な性格のため10巻ぐらいは誤差と、5層巻いて最初の1層と最後の50巻だけちゃんと数えて、回数よりはきれいに巻くことに注力。

巻き終わったあとに抵抗を測ると2Ωぐらいと、なぜか抵抗値が低下。

絶縁用のアセトテープを巻いて、高周波ワニスで固めて完成。

2020年5月31日日曜日

Dax70のイグニッションコイルをウオタニSP2へ交換と、点火時期調整

点火コイルは、手が入り辛いフレームの下の方にあって、エンジンを下ろすか、燃料タンクを外さないと、交換が出来ない感じで作業がめんどくさそうだから落ち着いてから交換しようと思っていたところ、イグニッションキーの不具合で燃料タンクを外さざるおえなくなり、ついでだから交換するか?と

純正の点火コイルを外そうとしたところ、点火コイル周りの隙間が少なく固定ナットを緩めるのに苦労する。おかげで手の甲が傷だらけ。


新しいコイルは、フラマグ点火にも対応しているウオタニSPIIにする。
2個3個と試したら結局、最初からこれ買っておけばよかったパターンになりそうだったし。それに、もしエンジン積み替えることになってCDI化する事になっても使える。

取り付けは全く違いどうするか悩んだものの、フレームにあてがいながらあーだこーだ、で、こんな感じに自作。

ASウオタニ SP2 パワーコイル

配線に罠?があって、プラスの赤線側をフレームグランドに落とすこと。これ、取説ちゃんと読んでいないと、逆配線する人多数カモ?
AS UOTANI SPII パワーコイル 配線 注意書き
4輪の汎用コイルもそうなので、念の為、取説を読んだらやっぱりそうだった。

添付の配線を加工。
AS ウオタニ SPII パワーコイル 配線 加工

赤線は、クランクケース留め
AS ウオタニ SPII パワーコイル 配線 グランド ホンダ dax70

黄色は、もともとのイグニッションコイルが繋がっていた黒線のギボシに繋ごうと??? オスメス確認しなかったら間違えた。
ホンダ ダックス70 イグニッション配線

配線終了。
HONDA dax70 イグニッション配線

配線も終わり、イグニションコイルを取り付けようとしたら、イグニッションコイルが燃料タンクのロアステーに干渉して駄目じゃんと、急遽改修。
HONDA dax70 イグニッション配線
無事イグニッションコイルが固定できたと思ったら、この場所ではタンクから出ている燃料ホースに当たってタンクが組み込めない事が判明。

また改修。クランクケースギリギリまで取り付け位置を下げる。
 HONDA dax70 社外イグニッションコイル取付
今度はプラグコードの曲がりを気にしすぎて、今度は点火コイルのカプラーと、フレームが干渉

ちょっと穴位置を変えて。
HONDA ダックス70 社外イグニッションコイル取付

ようやく落ち着く。
ホンダ ダックス70 社外イグニッションコイル取付

点火時期を調整するのに、久々にタイミングライト引っ張り出してきたら動かず接点の接触不良を修理。バイクを治す前に工具を修理的な?
ホンダ ダックス70 点火時期調整 タイミングライト
Fマークと、ケース上側の凸が合うように調整ればいいようだ。

結局、ポイントの固定位置はベースプレートとポイントの切り欠きが合うあたりでちょうど良かったという。当たり前?
ホンダ ダックス70 ポイント調整位置

2020年5月20日水曜日

Dax70フラマグコンデンサの交換

点火系が悪いのか?始動も悪く無いし、始動後しばらくはアイドリングも安定していて調子も悪くないんだけど、あったまってくるとアイドリングで不整脈がひどくなってストンと止まってしまう。止まらないようにアイドリングも1500rpmに上げてもさして変わらず。その上、あったまるほどエンジンのかかりが悪くなり、アイドリングでエンジンが止まりやすくなる。ポイント磨いたりしてみたけど、気休めレベル。

数分アイドリング放置だけで調子が悪くなってくるので燃料系ではなく、点火系のコンデンサか、点火コイル周りが怪しい?

一番怪しそうな、いつのものか分からないコンデンサは怖いので交換しておこうと考える。
なんか膨らんでるっぽいし。固定ネジの感じから触った形跡が見られないので、40年以上無交換?
ホンダ ダックス70 6V イグニッション ジェネレーター

フライホイールにHitachiと書いてあったので日立用の純正コンデンサを購入。ついでにポイントも購入したけど大丈夫っぽいのでポイントは交換保留。
部品番号 30250-041-005
ホンダ ダックス70 純正フラマグコンデンサ 30250-041-005

青空駐車場での屋外作業なのでガス式の半田ごてで外そうとしたら、全く熱量が足りず、全くハンダが融けず。諦め、バラして室内作業。60Wの半田ごてでようやく融ける。
honda dax70 フラマグコンデンサ 取り外し
ホンダ ダックス70 フラマグコンデンサ新旧比較
ホンダ ダックス70 フラマグコンデンサ交換

外したコンデンサを測っってみると0.7μFちょい。0.3〜0.5μFぐらいが正常値らしいので、劣化して容量増えた?
ホンダ ダックス70 劣化フラマグコンデンサ 容量計測

で、暖気を再現するために、ヒートガンで軽くあっためてやると、まだ触れる温度なのに1.2μFぐらいまで増える。
honda dax70 劣化フラマグコンデンサ 容量計測

冷えて常温ぐらいまで下がっても全然すぐには容量が下がらず
ホンダ dax70 劣化フラマグコンデンサ 容量計測

30分ぐらい経って0.75μFぐらい
honda ダックス70 劣化フラマグコンデンサ 容量計測

いつのものか分からない点火コイル&プラグコードも交換しておいたほうが良さげ?